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ワイルド・スピード SKY MISSIONとは、ヴィン・ディーゼルポール・ウォーカーらが凄腕ドライバーに扮して活躍する世界的大ヒット・カー・アクション・シリーズの第7作目である。本作撮影期間中にブライアン・オコナーを演じるポール・ウォーカーは、プラベートでの交通事故により帰らぬ人となった。ポール・ウォーカーの出演シーンの撮影は大半が終了していたが、未撮影分に関しては実の兄弟であるコーディ・ウォーカーケイレブ・ウォーカーが代役を務めた。お馴染みのキャストに加え、アクション俳優のジェイソン・ステイサムが悪役として出演。前作を最後にシリーズを卒業したジャスティン・リン監督はに代わり、『ソウ』シリーズのジェームズ・ワンがメガホンを取った。

あらすじ編集

前作『ワイルド・スピード EURO MISSION 』で国際犯罪組織を率いていたオーウェン・ショウは、ドムたちファミリーに倒され、意識不明の重体になっていた。兄のデッカード・ショウは、イギリス、ロンドンで入院する弟のオーウェンを見舞う。兄弟の絆が強く、子どもの頃からオーウェンの落とし前をつけてきたデッカードは、今回も「俺がカタをつけてきてやる」と復讐を誓う。オーウェンの入院する病院は厳重な警備がされていたが、デッカードによって弟をケアする看護師以外、襲撃された。

弟を傷つけた報復の相手を見つけ出すために、デッカードはルーク・ホブスが勤めるDiplomatic Security Service(アメリカ外交保安部)に潜入する。オフィスで、ホブスのPCから情報を探していたところ、ホブス本人と遭遇。誰もいないオフィスで、1対1の闘いをし、肉体派のホブスに致命的な怪我を負わせ、ドムたちの情報も入手する。

前作『ワイルド・スピード EURO MISSION 』でドムは最愛の女性レティを取り戻し、ファミリーもそれぞれに穏やかな生活を手に入れていた。しかしレティは記憶が無いことで苦しみ、ドムに別れを告げ、ブライアンは平凡な暮らしに馴染めず、ミアはそんな夫を心配していた。

ある日ドムの自宅にブライアンとミア、そして息子のジャックが遊びにやって来る。その時ミアからドムは二人目の女の子を妊娠していることを告げられた。ミアはそのことがブライアンの重荷になるのではないかとまだ打ち明けていなかったが、ドムはブライアンにとってミアはかけがえのない存在だから心配ないと慰める。その直後ドムの電話が鳴り、それはオーウェンの兄、デッカード・ショウからだった。「じきに俺を知る」とデッカードが電話を切ると、東京にいるハンからの郵便物だと思っていた荷物が爆発する。デッカードはこの時すでにファミリーの一員、ハン・ソウルオーを東京で事故死と見せかけ殺害していた。
デッカードに襲われたホブスはドムを病院へ呼び出し、入院している集中治療室で事の次第、デッカードについて話す。危険な相手であるデッカードは探すべきではないが、友人としてドムが探さないわけがないと知るホブスは「必ず倒せ」と託した。
ドムはひとり東京へハンの遺品を引き取りに行き、そこにはハンの恋人ジゼルの写真と、クロスのネックレスがあった。

LAでファミリーによって執り行われたハンの葬式にデッカードが現れると、ハンの復讐に燃えるドムは車で追った。車での正面衝突をし、最初の直接対決をしようとしたその時、ミスター・ノーバディがチームを引き連れて登場し、デッカードは逃れる。アメリカ政府に属する秘密工作組織の長である、ミスター・ノーバディはドムにハッカーのラムジーと“神の目”の奪還の取引を持ちかける。ラムジーが作成した最強の追跡装置である“神の目”を使用すれば、ハンの復讐相手であるデッカードも見つけられるという言葉に誘われ、ドムは取引に応じる。ドムが応じることを見込んでいたミスター・ノーバディは、話が済む頃にはファミリーを基地へ集めていて、そこにはレティの姿もあった。

テロリストのジャカンディに拉致されたラムジーを奪還するために、彼らの移動経路であるアゼルバイジャンのコーカス山脈に向かうドムとファミリーたち。隙のない経路を選んだジャカンディたちにドムたちが取った作戦は、空からの奇襲だった。
コーカス山脈の上空、飛行機からパラシュートを仕込んだ車で飛び降り、移送車の背後に見事着地。ラムジーが乗る移送車に乗り込んだブライアンはジャカンディの武闘派の部下、キエットと対決。ラムジーを移送車から救出することを成功するも、崖から半分せり出した車内にキエットに閉じ込められてしまう。今にも落ちそうな車内からなんとか逃げ出したところを、レティに助けられる。ラムジーを移送車から自分の車に乗せ、敵に囲まれたドムは崖で無謀と思われるダイビングをし、奪還作戦を無事成功させた。しかしラムジーが発明した“神の目”は彼女の手元にはなく、回転制御機に隠しアブダビの友人サファーに送っていた。

アブダビに訪れた一行は、サファーより回転制御機をヨルダンの王子に売ってしまったことを聞く。取り戻す方法は、王子の車がある、その夜開催されるパーティー会場に潜り込むことのみ。ドムたちはドレスアップして、超高層タワーの最上階で行われるパーティーに繰り出す。“神の目”は、最高速度は390キロで防弾仕様の、世の中に7台しか存在しないという貴重な車のパーツに使われていた。ドムとブライアンは、“神の目”を見つけるも、その時仲間たちが警備に気づかれてしまう。混乱のなか、ファミリーを追ってデッカードも登場。この状況を脱出するためにドムは、ブライアンとともに王子の車に乗り、超高層タワーを壁を破って飛び移る(ブレーキも効かない!)という決死の手段で、“神の目”を取り戻した。
約束通り、ミスター・ノーバディから“神の目”を使用することを許されたドムはデッカーの隠れ家を突き止める。ドライバーであるファミリーを殺し屋にしたくないドムは、一人で乗り込もうとするが、ブライアンに見抜かれ、ミスター・ノーバディとともに向かう。この時デッカードは、“神の目”を悪用しようと企むテロリストのジャガンディと手を組んでいて、ドムとミスター・ノーバディを返り討ちにあい、“神の目”はジャガンディの手に渡った。

LAでの最終決戦、ドムとファミリーは入念な準備のもと、闘いに挑む。
作戦は、ジャカンディが持つ“神の目”をハッキングし無効にさせること。ラムジーと“神の目”のことは仲間たちに任せ、ドムはデッカードとの直接対決へ。命を狙われているラムジーをファミリーの車から車へと移動させながら、ハッキング完了まであと少しのところまでいくが、信号を発信していた塔をジャカンディに爆破されてしまう。携帯電話の中継アンテナで代用するためにブライアンはテズから指示を受けて、屋上のアンテナへと向かう。ジャカンディはブライアンを阻止しようと、部下のキエットに追わせた。その頃、病室でサマンサとテレビを見ていたホブスは街の異変に気づく。ドムたちだとわかると、サマンサにはエレナがすぐ来ると安心させ、ギプスを破りフル装備し、薬を飲んで助けに向かう。ラムジーを乗せたレティの車に、ジャガンディが放った無人攻撃機ドローンが迫った時、病院から助けに駆けつけたホブスの救急車がドローンに突撃して破壊する。
ブライアンはアゼルバイジャンでの報復のごとくキエットを打ち負かし、ケーブルをつなぐことに成功した。ラムジーはハッキングを完了して、“神の目”を無効にする。

ドムとデッカードは車でのぶつかり合い後、銃は持たず己の力のみで闘う。壮絶な闘いを経てついにドムはデッカードに勝利した。安堵するのもつかの間、ラムジーが乗ったレティの車へのジャカンディの攻撃は続き、病院から急遽助けに駆けつけたホブスの弾も尽きた時、ドムは最後の賭けに出る。手榴弾の入った袋を持ち、ジャカンディのヘリコプターを目がけ、ビルの屋上からダイブ。ヘリコプターは手榴弾で爆発するが、ドムは落下した車の中で瀕死の状態となっているところをファミリーたちにより助け出される。レティが人口呼吸をしても息を吹き返さなかったが、彼女の腕に抱かれついに「記憶を取り戻した」と告げた時、ドムも蘇る。

穏やかな浜辺で、ラムジーを加えたファミリーが集合。ブライアンとミアとジャックが、波打ち際で仲睦まじくする姿を皆で見つめる。ブライアンの居場所は家庭だと誰もが感じた時、何も言わずに立ち去ろうとするドムに、ラムジーが「さよならも言わないの?」と尋ねると、「別れなんかない」と車で走り出す。信号機で車が止まった時、追いかけてきたブライアンの車が横に着き、「さよならも言わずに行くのか?」と語りかけ、ドムは微笑み返す。

登場人物編集

登場車両編集

ロケ地編集

・アラブ首長国連邦ーアブダビ
・カナダーオンタリオ州トロント、ブロアーストリート
・アメリカ合衆国ーカリフォルニア州ロサンゼルス、ケンジントンロード (ドムの家)
・アメリカ合衆国ーカリフォルニア州ロズモンド、ウィロースプリングス・レースウェイ
・アメリカ合衆国ージョージア州クレイトン郡
・ドミニカ共和国ーモンテ・クリスティ

トリビア編集

脚注編集

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